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				ウレタン防水とは?メリット・デメリットとバルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)への施工工程
 
 バルコニーやベランダ、陸屋根(屋上)への防水対策として現在最も一般的なのが、ウレタン防水です。
「ベランダにウレタン防水をすすめられたけれどどんな工事なの?」
「ウレタン防水の耐久性は?見積りをもらったけれど費用は妥当?」
「他の防水方法と比べてどうなの?」
とお悩みではありませんか?
このページでは防水工事の中でも新築・リフォーム両方で人気の高いウレタン防水のメリット・デメリットを含めた特徴や費用について詳しく解説しています。
お住まいは屋根材と外壁材で守られている訳ではありません。バルコニー・ベランダや陸屋根と呼ばれる屋上は、防水工事を行い雨水の浸入を防いでいます。
特に近年は狭小住宅が多く、庭の代わりにバルコニーをガーデニング等で活用しているお住まいも多く見られます。しかし防水工事の必要性を知らずメンテナンスを怠ると、室内への漏水トラブルまで引き起こしてしまいます。
すでにウレタン防水で施工されている方も長く安心してお住まいいただけるよう、ウレタン防水の劣化症状やメンテナンスについてもご紹介します。
これからウレタン防水での工事をご検討中の方、ウレタン防水のメンテナンスをお考えの方はぜひご参考にしてください。
		
	「ベランダにウレタン防水をすすめられたけれどどんな工事なの?」
「ウレタン防水の耐久性は?見積りをもらったけれど費用は妥当?」
「他の防水方法と比べてどうなの?」
とお悩みではありませんか?
このページでは防水工事の中でも新築・リフォーム両方で人気の高いウレタン防水のメリット・デメリットを含めた特徴や費用について詳しく解説しています。
お住まいは屋根材と外壁材で守られている訳ではありません。バルコニー・ベランダや陸屋根と呼ばれる屋上は、防水工事を行い雨水の浸入を防いでいます。
特に近年は狭小住宅が多く、庭の代わりにバルコニーをガーデニング等で活用しているお住まいも多く見られます。しかし防水工事の必要性を知らずメンテナンスを怠ると、室内への漏水トラブルまで引き起こしてしまいます。
すでにウレタン防水で施工されている方も長く安心してお住まいいただけるよう、ウレタン防水の劣化症状やメンテナンスについてもご紹介します。
これからウレタン防水での工事をご検討中の方、ウレタン防水のメンテナンスをお考えの方はぜひご参考にしてください。
【動画で確認「バルコニー・ベランダや陸屋根にウレタン防水」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。動画で見たいという方はこちらをご覧ください!
↓ ↓ ↓
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【動画で確認「バルコニー・ベランダや陸屋根にウレタン防水」】
長い文章のページとなっていますので、内容を動画でもまとめています。
動画で見たいという方は是非ご覧ください!
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動画で見たいという方は是非ご覧ください!
 
 
比較的費用が安くあらゆる面に施工可能なことから普及しています。
一般住宅に施工される防水工事の種類
1. FRP防水
 
 
		
		●FRP(繊維強化プラスチック)の特性を活かし、ガラス繊維(補強材)と不飽和ポリエステル樹脂を組み合わせて軽量で摩耗・衝撃に強い防水層を形成します。
●塗膜防水の一種で、仕上がりは継ぎ目のない硬い防水層になります。
●速硬化性ですので工期短縮が図れ、新築に多く使用されています。
●ウレタン防水と見分けが難しいのですが、非常に堅い手触りと細かな凸凹が特徴です。
			
		●塗膜防水の一種で、仕上がりは継ぎ目のない硬い防水層になります。
●速硬化性ですので工期短縮が図れ、新築に多く使用されています。
●ウレタン防水と見分けが難しいのですが、非常に堅い手触りと細かな凸凹が特徴です。
2. シート防水
 
 
		
		●防水性のあるシートを張り付けるだけで仕上げられるため短期間での施工が可能です。以前はゴムシートも使われましたが現在は塩ビシートが主流です。
●下地への適応性が高くビルなどの広い陸屋根にもよく使われます。
●機械固定工法(絶縁工法)で下地の影響を受けない施工も可能です。
			
		●下地への適応性が高くビルなどの広い陸屋根にもよく使われます。
●機械固定工法(絶縁工法)で下地の影響を受けない施工も可能です。
3. ウレタン防水
 
 
		
		●液状のウレタン樹脂を均一に塗り、低コストで継ぎ目がない綺麗な防水層を形成する事が出来ます。
●塗料ですので凹凸等の複雑な形状でも確実に施工することが出来ます。
●FRP防水と較べると弾性があり柔らかい表面が特徴です。
			
		●塗料ですので凹凸等の複雑な形状でも確実に施工することが出来ます。
●FRP防水と較べると弾性があり柔らかい表面が特徴です。
 
FRP防水のようにガラス繊維と組み合わせてもいない、シート防水のように特別なシートを使用している訳でもない、ウレタン防水で本当に大丈夫?そう考えられている方も多いかもしれません。しかしウレタン防水にはおすすめできる理由があるのです。
1. 安価に施工が出来る
 
施工単価は1㎡あたり約3,000~7,000円程度、そして安価だからといって他の防水と較べて耐久性が極端に低いという訳ではありません。使用環境にもよりますが、しっかりとメンテナンスすれば10~14年程の耐用年数があります。コストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。
 
2. 塗料だからこそ出来る
 
シート防水は必ずシート同士の継ぎ目が存在することになり、施工面が複雑な形状になればなるほどそれは多くなります。そして経年劣化で継ぎ目の浮きや捲れが懸念されます。そうなれば当然防水機能は果たせなくなり雨漏りになってしまう恐れがありますね。またその場合補修時にはめくれたシートをはがさなくてはいけません。
その点ウレタン防水はどんな場所にも継ぎ目なく施工でき、剥がれや捲れのリスクはありません。防水層の撤去・処分費も掛けずに補修が出来ます。
 
 
3. 伸縮性が高い
 
 
 
1. 仕上がりは職人の腕次第
また主剤と硬化剤を混ぜ撹拌させる必要がありますが、撹拌が足りないと硬化不良や防水性の低下を引き起こしてしまいます。
一見簡単そうに見えるウレタン防水ですが実は難易度の高い工法です。
 
2. 塗料の乾燥に時間が掛かる
 
施工時の騒音や臭いは?
1.工事時の騒音は一時的なものです
 
2.ウレタン防水はほとんど臭いがありません
 
 
 
☑ 面積の狭い場所
☑ 傷みが軽度、雨漏り等無い場合の改修
下地にそのままウレタン樹脂塗料を塗っていく通常の工法です。
補強のためメッシュシート(補強クロス)を貼り付けることがあります。新築や経年劣化が軽度で雨漏りを起こしていない状態の場合に採用されます。
 
ウレタン防水密着工法基本工程
 
施工事例
シート防水の陸屋根をウレタン防水密着工法でメンテナンス
 

 
シートが溶けてしまわないよう水性のプライマー(下塗り剤)を塗布後、メッシュシートを貼り、ウレタンを2回塗り、トップコートで仕上げました。90㎡で6日間の作業です。
擦れて色あせていた床面がピカピカになりお喜びいただけました。
 
 
☑ 下地の状態が悪い、雨漏りを起こしている場合の改修
この状態に密着工法を用いると、下地が含んだ水分の蒸発が塗膜に妨げられ膨れを起こしてしまいます。
そのため防水層の下部に溜まった空気が排出できるような状態に仕上げていく必要があります。
 
屋上などの広い面積でも建物の動きの影響を受けにくいのでひび割れや劣化を抑えることができ、向いています。密着工法よりやや費用と工期がかかることになります。
 
 
 
下地に含まれた水分は一時的にシート部分で溜まり
脱気盤(脱気筒)から逃がすことで塗膜の膨れを防ぎます!
ウレタン防水絶縁(通気緩衝)工法基本工程
 
施工事例
ひび割れた陸屋根床を通気緩衝工法にて改修
 

 
使用した塗料は株式会社ダイフレックスのDSカラー・ゼロというもので、特定化学物質を含んでいません。よく立ち入る場所でも安心して使えます。
床がきれいになり、雨漏りの心配がなくなったことでご満足いただけました。
雨漏りを起こしたバルコニーにウレタン防水通気緩衝工法
 

 
工事2年後の点検でも目立った問題はなく、しっかりと防水性能を発揮していました。
→工事の工程を写真付きでもっと詳しく
ウレタン防水はDIYできる?
施工に時間がかかる
 
塗布面が汚れないように気を遣いながら数日に渡って作業をするのはなかなかに大変でしょう。
材料の扱いや施工が難しい
 
 
 
1. 表面のひび割れ
 
2. 亀裂
 
3. 防水層の膨れ
 
ウレタン防水のお手入れ方法
1. 土埃・枯葉の片付け
 
根は防水層を突き破ることもあるので定期的に溜まったゴミを片付けましょう。
 
2. 汚れが落ちにくい場合
 
 
3. 取り外し可能なプラスチックタイルやマットを敷いている場合
 
 
		
		※防水層にタイルを貼っている場合
簡単に脱着できるマット同様に防水層の劣化防止に有効ですが、防水層の補修が必要な場合は一度剥がさなくてはなりません。
剥がす際にタイルが割れてしまう恐れもありますので、再度タイル仕上げにしたい場合は新規タイルの準備が必要です。
			
簡単に脱着できるマット同様に防水層の劣化防止に有効ですが、防水層の補修が必要な場合は一度剥がさなくてはなりません。
剥がす際にタイルが割れてしまう恐れもありますので、再度タイル仕上げにしたい場合は新規タイルの準備が必要です。
 
トップコートは5年に一度塗り替えを
 
トップコートには以下のような付加機能をつけることもできますのでご相談ください。
遮熱効果
 
滑り止め
 
カラー
 
 
 
陸屋根で雨漏りが発生した場合に生じる被害
勾配のある屋根材の場合は雨水が軒先へ流れ軒天に雨染みが出来る場合もあり、室内への被害拡大を抑えられるケースもあります。しかし陸屋根は勾配がほとんど無いため、防水層が劣化し雨漏りが起きた場合はまっすぐ室内に侵入してしまいます。
 
 
2. ベランダ・バルコニーで雨漏りが発生した場合に生じる被害
突き出て設置されている分、真下に部屋がある場合よりも耐久性には注意する必要があります。新築時には全く問題ありませんが雨水が浸入し構造部分が腐食してしまえば、利用時に大きな不安を抱えてしまいます。
 
 
木造住宅の場合はシロアリ被害も要注意です。水を含んだ木材はシロアリの好物ですので、知らぬ間に引き寄せ主要木材が被害に遭えば、建物全体の耐久性が著しく低下してしまいます。
内装補修までの費用と較べれば、防水工事は決して高いメンテナンスではありません。
 
 
 
通常の塗装職人ではなく防水職人が施工を行なってくれる業者を選びましょう。
さらに、防水工事を依頼する際は複数の業者に見積もりを取り、金額だけでなく、疑問や質問になんでも答えてくれて施工経験も豊富な業者に依頼することをおすすめいたします。
 
無料点検にて補修の必要性を判断し、塗料や工法に関するご提案をさせていただきます。ウレタン防水の施工費用や工法に関してご不明点がある、確実に雨漏りを補修したい方はお気軽にご相談ください。
 
ウレタン防水の施工事例
施工内容:ウレタン防水(通気緩衝工法)
 

 
点検時の様子
 
 
 
ウレタン防水(通気緩衝工法)の様子
 
 
 
雨漏りがない場合はこのままウレタン樹脂を塗布し防水層を形成できるのですが、今回は雨漏りを起こしておりますので下地が水分を含んでしまっています。そこで塗膜の膨れを起こしにくい絶縁(通気緩衝工法)を行います。
 
 
防水層と同様に排水ドレンも劣化し雨漏りを起こす可能性がある為、この機会に改修用ドレンで補修を行います(改修用ドレン使用時は既存口径よりも1サイズ小さくなりますので、面積に対して排水が充分出来るかの確認が必要です)
 
 
立ち上がり部分はメッシュシートで補強し、防水層の強度を高めます。ここまでが絶縁(通気緩衝)工法の一連の流れになります。
 
 
ちなみにウレタン防水は艶のある仕上がりになりますが、太陽光・熱に弱い仕上がりです。このままでは10年も持たずに劣化してしまいますのでトップコートで表面保護を行います。
 
施工2年後の定期点検時の様子
 
人気の高いウレタン防水に関するまとめ
●ウレタン防水はウレタン樹脂を塗り重ねることで防水層を作る方法です
●ウレタン防水は比較的安価で10~14年の耐用年数が期待できます
●塗膜防水なので複雑な形状の場所でも継ぎ目なく施工できます
●ウレタン防水は伸縮性が高いので防水層のひび割れが起こりにくいです
●ウレタン防水のデメリットは、仕上がりが職人の腕に左右されやすいこと、施工日数がかかることです
●ウレタン防水には密着工法と絶縁(通気緩衝)工法があり、どちらが適しているか判断する必要があります
●ベランダ・バルコニー、屋上へのDIYでのウレタン防水施工はおすすめできません
●ひび割れ、亀裂、膨れなどの劣化に注意しましょう。普段からのこまめな清掃で長持ちさせることができます
●ウレタン防水には5年に一度程度トップコートの塗り替えがおすすめです

 
						 
		 
		



 
 









