「コーキング」と「シーリング」の違いと役割のご紹介
皆様、「コーキング」や「シーリング」という言葉を聞いたことがありますか?建築現場で使用されるのですが、皆様のお宅に使用されているはずです!
例えば外壁のつなぎ目や窓枠の廻り、お風呂、キッチン等に使用されていることが多いです。
今回は、その「コーキング」と「シーリング」の違いと役割のご紹介します!
まず最初に意味ですが、「コーキング」には、密着、密閉する、蓋をする
「シーリング」には、詰め物をする、穴をふさぐ
という意味があります。
みてわかる通り、両方同じような意味です。
「コーキング」も「シーリング」も同じように目地や窓枠等の隙間などを防水や気密の為の目的で埋める(蓋をする)作業です。
「登山」と「山登り」の言い方があるように、意味は一緒です。
種類は棒状や紐状、固形や液体などの様々な形のものがあります。「シーリング」は、「コーキング」を含む防水や気密を目的とした作業全般の事を言います。
「コーキング」は建築現場で使用される目地材を充填する作業の事です。
実際は会社や職人等によって同義語として使用されることが多く、
厳密には決まっていない為、「コーキング」という方と「シーリング」という方が居ます。
「コーキング」・「シーリング」の役割
1つ目は、衝撃を吸収するクッションとしての役割
外壁と窓枠等の建材同士がぶつかり合うのを防止するクッションとしての役割や、気温や湿度によって膨張したり、収縮することで割れや歪みを防ぎます。
また、地震の際にもシーリングがあることでクッションの役割をするので大事な部分になります。
2つ目は、防水性を高める役割
外壁のように複数のパネルやボードを貼り合わせてあるとどんなにぴったりくっついていても繋ぎ目部分に隙間が出てきてしまいます。
そこでパネルとパネルの間にわざと隙間をあけて目地を作り、シーリングをして密閉することで隙間からの水や汚れの侵入を防ぎます。
また、外壁や屋根、ベランダ等にクラック(ひび割れ)がある場合もそこからの雨水や汚れの侵入を防ぐためにシーリングで補修します。
同じように屋根板金のつなぎ目やねじの上にも使用されます。
写真のような状態になっていたら、シーリング交換時期です!
外壁のコーキングは長くて10年、短くて5年程度です。
基本的に目地のシーリングは「打ち替え」、窓枠等のシーリングは「打ち増し」することがほとんどです。
また、こんな症状がある場合はお早めに交換しましょう!
剥離:外壁とシーリング材の間に隙間が出きている
破断:シーリング材の真ん中が切れている
欠落:シーリング材が取れた状態
皆さんのお宅は大丈夫でしょうか?
一度確認して心配や見てもらいたい等ございましたら、ご相談や御見積は無料で行なっております!
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