防水工事で多く使用されるウレタン防水通気緩衝工法紹介!
前回は「密着工法」のご紹介しました。
ウレタン防水は、大きく分けて3種類あります。ウレタン防水密着工法・ウレタン防水通気緩衝工法・ウレタン防水絶縁機械固定工法の3つがあります。
その中でも良く使用される「ウレタン防水密着工法」、「ウレタン防水通気緩衝工法」をご紹介します!
今回は、ウレタン防水通気緩衝工法をご紹介します。ウレタン防水密着工法と途中までの工程は同じですが、ご紹介致します。
はき掃除を行い、ごみ等を取り除きます。
その後ケレン作業で汚れや凹凸を無くすために表面を磨いて表面を滑らかにします。
この工程は、新しく流す防水の密着性を高め、ムラがなく塗料を塗ることが出来て仕上がりもきれいです。
ケレン作業は、防水の持ちにも影響する為とても重要です!!
クラック(ひび割れ)等があった場合は、コーキング剤で埋めて補修しておきます。
下地処理が終わったら防水工事の工程に入っていきます。
まず、プライマーを塗布します。
プライマーは接着剤の役割をします。
ノロ引き(下地調整)を行います。
通気緩衝シート(自着シート)を
貼り付けます。
この時、シワや空気が入らないように気を付けて貼ります。
上からローラーで押さえつけて密着させます。
繋ぎ目部分にジョイントテープを貼り付けて隙間のないようにします。
通気緩衝シートと立上り面の隙間から雨水等が侵入しないようにコーキングで埋めていきます。
ジョイントテープ部分や通気緩衝シート(自着シート)の隙間から雨水等が侵入しやすい為、ウレタン塗膜防水材を塗布します。
その後、補強メッシュシート(ガラスクロス)を張ります。
補強メッシュシート
(ガラスクロス)は、衝撃による防水層のひび割れ抑制と防水層の厚み確保の為に貼ります。
ウレタン塗膜防水 1回目を塗布していきます。
ウレタン塗膜防水 2回目を塗布していきます。
ウレタン塗膜防水を2回塗布する事で、しっかりとした厚みが出るので、防水効果が高まります。最後にトップコートを塗って完成です!
屋根だけでなく、ベランダや屋上の防水工事を考えている方!
雨漏りになる前に施工をお勧めします。
施工が必要か確認して欲しい!等のご相談もお受けしますので、
お気軽に「街の屋根やさん 彦根店」お問い合わせください。
9時~18時まで受付中!
03-3779-1505